[2013年4月改組]
2013年4月、統合生命医科学研究センターへ発展し、新たな研究展開を推進します。 > 統合生命医科学研究センター
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Laboratories

粘膜免疫研究チーム

Sidonia Fagarasan

チームリーダーシドニア・ファガラサン

消化管関連リンパ組織(Gut-associated lymphoid tissues:GALT)が生産しているIgAが、 粘膜内での恒常性を保つためにどのような役割を担っているのか、また、 どのように全身の免疫系に関与しているのかということにつき明らかにします。

粘膜上皮は抗原が最初に侵入する場です。そのため腸管には生体中で最も多くのリンパ球が集まり、 その特殊な必要性に応じて免疫グロブリンA(IgA)を産生するように進化しています。IgAは哺乳類で最も多く産生される免疫グロブリンであり、粘膜を介して分泌されて無数の腸管細菌叢から生体を守っています。

この研究室の目標は、腸管におけるIgA産生の分子機構を明らかにし、腸管粘膜における免疫あるいは免疫寛容に関わる細胞間相互作用を解析して、腸管における宿主と常在細菌叢の関係について理解する事です。

    具体的には以下の項目を研究しています。
  1. 1. 腸管の恒常性維持に関わるB細胞の役割の解明
     これは腸管内に存在するB細胞の起源や機能的な特徴の解析といった詳しい解析を含みます。
  2. 2. 腸管におけるIgA産生の新たなメカニズムの同定
  3. 3. 粘膜免疫反応に関わるパイエル板、孤立性リンパ濾胞(ILF)、粘膜固有層の機能的な相違の解明
  4. 4. 免疫機能と生後の粘膜関連リンパ組織の発達において腸管常在細菌叢が与える影響の解明

所在地:横浜研究所 北研究棟3階